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2014年3月 9日 (日)

第1回みんくるカフェ全国活動報告会〜カフェ型ヘルスコミュニケーションから考える地域の健康づくり〜

さる3月9日(日)に東京大学において、
「第1回みんくるカフェ全国活動報告会〜カフェ型ヘルスコミュニケーションから考える地域の健康づくり〜」
を開催しました!

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2010年に発足したみんくるプロデュースは、3年以上継続的に市民・患者と医療者がフラットに対話できる場づくりを実践してきました。
また、そうした対話の場のファシリテーターを育成する活動も続けた結果、今や北海道から九州まで全国に10カ所以上の「みんくるカフェ」が立ち上がり、各地でカフェ型コミュニケーションが実践されています。
今回、そうした各地のみんくるカフェ関連団体の活動報告会を行い、関心のある一般の方も参加できる機会をもうけました。

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参加者は、一般参加者とゲストスピーカー合わせた52名と、スタッフ7名の総勢59名でした!


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第1部は、カフェ型ヘルスコミュニケーションとコミュニティヘルスに関するシンポジウムです。

みんくるプロデュース代表の孫(医師)は、質問紙研究の結果からカフェ型ヘルスコミュニケーションに参加した市民・患者と医療専門職の双方に、ものの見方(パースペクティブ)が変容する「変容的学習」が起きていることを報告しました。

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次に、神谷泉氏(医師)による講演「健康の社会的決定要因とコミュニティヘルス」という講演が行われました。
米国でのホームレス支援などの経験もまじえ、健康の社会的決定要因としてのライフスタイルや所得の影響、そしてコミュニティヘルスにおいて予防・ヘルスプロモーション・行動変容が決定的に重要であること、文化によってそれらが変わることなどが語られました。

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最後は、大貫周子氏(南八王子病院)の「銚子市民との対話を通したまちづくりの取組み」という講演でした。
大貫さんは、まちづくりにおいて焦点を当てるべきは「生活」であること、またあえて働きかけることはせず、対話活動などを通して「気づかないうちに」ヘルスリテラシーを上げるような活動を理想としていることなどが語られました。

パネルディスカッションでは、ゲストと会場の間で、地域の課題解決のためのアクションをおこなうためにどんなことに気をつけなければいけないのか、そのような活動の中で対話にはどんな意義があるのか、などについて活発な質疑応答が行われました。

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第2部は、各みんくるカフェ関連団体の活動報告会です。

one「みんくるカフェ浜田店」(島根県浜田市)
主催の宮本医師から、浜田市の各地区において、公民館などで地域住民に対してカフェ型のヘルスプロモーション活動を行っている様子が報告されました。行政から正式に依頼されてキャラバン形式でまわっているのだそうです。

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two「みんくるカフェAkita」(秋田県秋田市)
主催の伊藤医師から、市内のおしゃれなカフェなどで、地域住民にとって気軽に医療従事者と語り、学べる場づくりをしている様子が報告されました。

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three「あらかわカフェ」(東京都荒川区)
みんくるカフェ姉妹店として、2011年より活動を続けている菅野医師より、荒川のまちづくりをベースとして、さまざまな対話やヘルスプロモーション活動を行っている様子が報告されました。

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four「Jaroカフェ」(広島県広島市)
やはり、みんくるカフェ姉妹店として、広島大学医学生の石井さんと佐々木さんより、学生中心の活動として、医療職と地域住民が互いに語り合い、学び合う活動を続けていることが報告されました。

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five「omni-cafe(オムニカフェ)」(神奈川県平塚市)
主催の作業療法士西野さんより、「自分らしく生きる」をコンセプトとして、障害をもちながらも自分らしく生活することや働くことについて、市民と専門職が対話を行っている様子が報告されました。

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six「暮らしのカフェ」(東京都板橋区)
作業療法士の河原さんが主催して、リハビリ職と地域住民が街中の喫茶店で、「リハビリ×暮らし」をテーマに対話活動を行っていることが報告されました。

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seven「学びの食卓」(東京都)
主催の武藤さんから、医食同源をコンセプトとして、食を通じたココロとカラダのセルフメンテナンスを目指した対話やワークショップを実践していることが報告されました。

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今回、活動報告できなかった他のみんくるカフェ関連団体も含め、全国のさまざまな地域において、さまざまな職種の方たちが主催する形で、多様なコンセプトでカフェ型の対話活動が行われていることが伺えました。

対話活動だけでは地域の課題解決にはつながらないのではないか?という疑問も参加者の方からあがっていましたが、このような地道な対話活動を続けることで、地域において専門職と住民の間に信頼関係を生み出したり、あらたなネットワーキングを生み出して発展型の活動につながったりするという実績が、徐々に積み重なっているように感じました。


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第3部では、関連団体スタッフと参加者が自由に交流し対話できる時間をもうけました。

会場後方のパネルに各みんくる関連団体の活動紹介ポスターが貼り出され、それぞれの前で団体代表の方と、一般参加者の間で、自由なやりとりがなされ、大変盛り上がりました!

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最後には、参加者全員で記念撮影cameraを行い、第1回のみんくるカフェ全国活動報告会は幕を閉じました。

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みんくるカフェの活動も3年以上を経て、このようにさまざまな形で全国に広がっていること、そして地域において市民と医療専門職の垣根が低くなり、地域住民のヘルスリテラシーが向上するような理想的な対話活動が広がっていることを実感し、ほんとに胸が熱くなりましたsign01

今回、参加していただいた皆さま、そして遠方からもかけつけて活動報告をしていただいた関連団体の皆さまにも深く感謝申し上げます。

これからも、みんくるプロデューススタッフ一同、カフェ型の対話活動から地域のヘルスプロモーションを目指すことを目標として、頑張って行きたいと思っています。

これからも、みんくるカフェをどうぞよろしくお願い申し上げますsign03


(文責:そんそん)

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