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2014年7月

2014年7月21日 (月)

公開シンポジウム「健康を核に地域づくり戦略を描こう〜経済中心の活性化から暮らしの活性化へ」

さる7月21日(月・祝)に公開シンポジウム「健康を核に地域づくり戦略を描こう〜経済中心の活性化から暮らしの活性化へ」を開催しました!
エンパブリック×みんくるプロデュースによる企画で、参加者は約50名の方々でした。

oneまずは、企画者のエンパブリック代表広石より、今回の趣旨説明です。
カナダ・バンクーバー市の「ヘルシー・シティ」の取り組みに刺激を受け、今回のテーマを考えたとのこと。
「誰にとっても『ヘルシー』な街づくりを」をモットーに、市民自身にバンクーバー市の健康課題を考えてもらう&アクションに参加してもらう試みで、SNS等も駆使しています。
https://www.youtube.com/watch?v=0kcQ4JQyqek

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two次にゲストスピーカーの中山和弘さん(聖路加国際大学看護学部教授)の「地域をあげてのヘルスプロモーション」というプレゼンです。

pencil健康は個人か社会か~「健康の自己責任論」
一つの社会の中でも、より社会的なvulnerabilityを持つ人たちほど健康課題を抱えるという研究結果が報告されている。「健康に気をつけてなかったから悪いんだ」と弱者を非難するのではなく、医療アクセスの障壁など「特定集団が構造的に健康を害されていないか」という視点が必要となってきている。
clip第1回世界ヘルスプロモーション会議(1986)「人々が自らの健康をコントロールし、改善することができるようにするプロセス」の必要性が認識された。
clip健康の社会的決定要因(WHO欧州2003):社会格差、ストレス、幼少期、社会的排除、労働、失業、ソーシャルサポート、薬物依存、食品、交通
⇒近代化にともない個人が自由化/孤立化しているなか、諸研究により「やはり他者からの支えがある人ほど健康だよね」という認識が定着してきている。
(研究例:社会的に孤立している人ほど健康寿命が短い、肥満な人の友人関係には肥満な人が多い、平均寿命と他者への信頼の正比例)
⇒「情報的・情緒的・手段的・評価的サポート」(資源、SOC)の有無・程度がストレスや健康に有意な影響をもたらしている。
cloverSOC(Sense of Coherence)「大丈夫、何とかなる」と思えている人ほどストレス耐性が強いという研究発表。そこには「自分に自信がある」と「他者を信頼している」という両要素がある。

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pencilヘルスリテラシー(情報に基づいて健康を決める力)と健康格差
⇒情報格差が健康格差になっている。多様なヘルスリテラシーを持つ人たちがつながることが重要。
⇒全員が高いヘルスリテラシーを持つことは難しくても、高リテラシーの人とつながることで幅広い人々が自身の健康を高められる。

pencil広がるヘルスプロモーションの取り組み
*Social Ecological Model:アプローチの対象を「社会」「コミュニティ」「組織(企業、学校等)」「グループ(家族、友人関係等)」「個人」と幅広く捉えて、重層的な健康政策を考えるヘルスプロモーションの一モデル
〈長野県松本市の事例〉
「地域」「経済」「環境」「生活」「教育文化」それぞれの分野で健康向上の取り組みをおこなっている(健康増進課が大変らしい・・・)
〈山梨県甲府市の事例〉
2009年より、地域の人たちが集える居場所を駅前商店街に開設。
高齢者と子供の交流事業(ソーシャルキャピタルの向上)
〈富山県高岡市の事例〉
2008年より、エコな街づくりや、DV相談支援など女性を対象・主体とした取り組み。

pencil行政と団体による連携のカタチ
①団体と行政の「協働」、②行政から団体への「助成」、③行政から団体への「委託」
〈重要ポイント〉
①協働の形~別々の方がよい場合もあるため、協力関係の必要性を見極める。
②誰と何をどこまで行うかを明確に~目的達成のために一時的に組むのがコラボレーション、長期的ならパートナーシップ。
③誰にとってもわかるゴール設定(意思決定プロセスの共有)
④癒着を排する。


three最後に、みんくるプロデュース代表の孫より「カフェ型ヘルスコミュニケーションは地域づくりにどう役立てるか?」というプレゼンがありました。

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pencilみんくる発足のきっかけ~「患者は病院で本音を言ってないな」という素朴な実感
→病棟で待っているだけでは、本当に何を考えているかを知ることは出来ない。医療従事者こそ、街に出て行く必要があるんじゃないかな、と思った。
→病院と社会の間にある「カフェ」を作りたい~「みんくるカフェ」
→社会問題を解決しようといった意識があった訳ではなく、患者の思っていることを知りたいという想いで、こじんまりと始めた。
clipみんくる参加者に起きている学習
→正しい情報、当事者のお話、多様な価値観と触れることで、「今までの視点と違う考え方も出来るんじゃないか」といった変容的学習が誘発されている。
  
pencilみんくるの活動の広がり
cloverファシリテーター育成講座
→各地域でファシリテーターが増えることで、対話の場づくり(仲間呼びかけから、実際の対話でのファシリテーションまで)が地域に根差した形で自発的に広がっていく。
cloverみんくるカフェ全国展開中
〈みんくるカフェ浜田店〉行政と連携して医師による地区巡回型カフェの開催
〈みんくるカフェ@光が丘〉地域に根差して活動している人たちを発掘し、つながりが形成された例
〈みんくるCafeイズモ〉保健師が中心となり、保健行政の「縦割り」を崩し、地域づくり活動(商品開発など)が成功している例

pencil地域づくりにつなげるカフェ型コミュニケーション
⇒「気づき」を促し、市民の主体性を引き出す
⇒地域で埋もれている「キーパーソン」となる人達同士が出会う(キーパーソンの発掘)
→チームを形成→アイディア出し(課題解決のアイディアをどんどんテーブルに乗せていく)→継続的なアクション
・・・これら一連のプロセスを有効に促すことができる可能性


fourその後、スピーカー3名によるパネルディスカッションが行われました。

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apple中山
スーパーマンはいない。全てを知る人はいないので、様々な得意分野を持つ人たちが集まって、対話等を通してアイディアを出し合い、それぞれの特徴を活かし合うことが大切。その際に、ヘルスリテラシーの高い人・つなげる人が重要なのだが…そういった人がなかなかいない。その原因は、そもそも健康や地域の健康課題について学ぶ機会がないからではないか。自分の研究(未発表)でも、OECDとの比較で日本人のヘルスリテラシーはすごく低いことがわかった。「専門家」に意見を求めがちで、結局誰も何もよく知らない…という状況が生まれているのかもしれない。

banana広石
健康メディア、例えば「ためしてガッテン」などの関心は高い。その事とヘルスリテラシーの低さはどのような関係にあるのか?

apple中山
日本における“健康情報”の信頼性はとても低い。どこで確かな情報を得られるかも普及していない。日本の保健所等も情報を出していない訳ではないのだが…。米国では「Medline Plus」といって、健康や疾患について調べられるポータル・ウェブサイトが広く認知・活用されている。日本では、何か知りたい時に「ここで調べればいい」とぱっと思いつくものがないのが問題。

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cherry
医師の立場で言うと、日本の医師は忙しすぎる。みんくるカフェを各地で開いている医師も、時間の限られている中で何とかやっている現状。多職種の人たちがもっと活躍出来るといいかなと思っている。
オタワ憲章作成にも関わったI・キックブッシュが来日した際、「日本にはたくさんのコンビニやドラッグストアがあるのに、なぜヘルスプロモーションに活用しないのか」と問われた事があった。健康について気軽に情報を得られたり、人とつながれたりする場をもっと広げたい。みんくるカフェ全国展開も展望に。

banana広石
日本でみんながどこで健康情報を得ているかというと、ネット上のQ&Aサイト。他国と比較にならないほど、知恵袋率が高い。「(同じ疾患の)経験がある」という「人」の意見を信用するという側面が見られる。それはSNS上だけに留まる傾向ではないので、医療従事者も含め、Face to Faceで出会える場を増やせるといいかも。グルコサミン人気を例に取っても、グループで集まって意見を出し合いながら情報を一緒に探してみる、というアプローチにすると、よりヘルスリテラシー向上に結び付きやすいと思う。

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five後半は、参加者によるワールドカフェです。

大テーマは「健康を核とする地域づくりを実現していくには?」
さらにテーブルごとの小テーマは、「日本に求められる「健康な地域」の戦略は?」、「医療関係者に必要な意識や行動は?」、「観光や地域産業と健康を結びつけるには?」、「ヘルスシティを実現するにはどのような対話が必要か?」の4つで行いました!

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mobaq日本に求められる「健康な地域」の戦略は?
・そもそも「健康」ってなんなんだ?の共有が必要
・小中学校の空き教室など、既存の街なかスペースを活用するとよいのでは
・地域は重層的。住んでいる場所(コア)から出かける場所(周辺)まで。それぞれの地域をつなげる形で健康課題の洗い出しやアクションを取れると全体の底上げになるかも。

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mobaq医療関係者に必要な意識や行動は?
・予防の段階で出会いたい(通常は病気になってからでないと話せない)
・ゆっくり話せる場が欲しい(職業つながりでなく、個人として)
・普段の生活で患者が担っている役割を知ることの大切さ

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mobaq観光や地域産業と健康を結びつけるには?
・観光スポットのない地域は?→「元気なおばちゃんプロジェクト」など、地域住民自身による「イイトコ探し」をする!
・コミュニティバス~地域住民がまず動きだす仕掛けづくり
・何かを作り出すのは大変、負担。今あるものを活かす取り組み~散歩コース、地産池消
・お祭りなど、イベントとからめて企画する

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mobaqヘルスシティを実現するには、どのような対話が必要か?
・行政と“知り合い”になれる場
・既に健康問題を抱えている人が周りにいるなら、その人・グループの課題をどう解決するかを一緒に考えるところが始めてもよいかも(“一人の問題”を幅広い背景の人達が“一緒に考える”)
・「健康とファッション」など、従来あまりつながりの無かったテーマで対話の場を呼びかける
・ひきこもり中の人もネットは見てるかも~SNS上で対話できる工夫もいい

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最後に、それぞれ個人とグループごとに「ヘルスシティへのアクション計画」を作ってもらって、今回のシンポジウムは終了しました。

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御登壇いただいた中山先生、また参加して頂いた皆様に感謝申し上げます。
どうも、ありがとうございました。

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(文責:そんそん)

2014年7月11日 (金)

第30回みんくるカフェ「いのちをめぐる対話-意思決定ができない赤ちゃんのいのちを考えることを通して-」

こんにちは!

みんくるカフェスタッフのまみです!

clover7月11日(金)、第30回みんくるカフェ「いのちをめぐる対話-意思決定ができない赤ちゃんのいのちを考えることを通して-」を開催しました!
みんくるカフェ死生学シリーズ第4弾となります。

場所は、レトロな雰囲気、昭和時代にタイムスリップしたような・・・そんな錯覚を覚える珈琲「金魚坂」さんで行いました。
参加者は、医療者(看護師・助産師・薬剤師・栄養士・MSWなど)、会社員の方、ライターさん、看護学生、僧侶の方など16名でした。

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cloverまずは、各テーブルで自己紹介、そして「マイブーム」について一言ずつお話してもらいました。
はじめは静かな雰囲気だった各テーブルですが、声が少しずつ大きくなっていき、徐々に場が和んでいきました。

cloverその後、修士時代に臨床死生学を学んでいた私が、少しだけ死生学についてお話しました。
死生学とは「死」と向き合うことで「生」の意味を考えていく、それはまさしく「いのち」について考える学問です。単なる生命体としての「命」だけではなく、人として生きる「いのち」について深く考えます。
死が遠い存在となり、「いのち」の大切さに疎くなっているといわれる現代社会で、敢えて「死」を考えることによって「生」について考える。そんな視点を与えてくれるのが死生学です。
そして今回は、そんな死生学の視点を少しとり入れながら、重い障害をもった赤ちゃんのいのちについてどのように考えたらいいのか、というテーマで参加者の皆さんと対話を行いました。


cloverまずは、参加者の皆さんと番組を録画したDVDを一緒に観ました。
番組は「いのちをめぐる対話-新生児医療は今-」というものです。2008年にNHKで放送されたものです。

DVDには、生まれつきのご病気の赤ちゃん、お誕生のときに具合の悪くなってしまった赤ちゃん、赤ちゃんのご両親、そしてそれぞれの赤ちゃんの担当の医師が登場します。
どのようにしてあげることが赤ちゃんたちにとって最善なのか。ご両親と医師との間で赤ちゃんのいのちをめぐる対話が何回にもわたって行われます。

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clover医療の現場では、インフォームドコンセント(説明と同意)という言葉がよく聞かれます。
しかし、ここでは「対話」が行われていました。
一方的な説明を医師が行うのではなく、ご両親と対話を重ねる。意思表示ができない赤ちゃんだからこそ、赤ちゃんにとってどうしてあげることが一番なのかをともに考えます。
ましてや、ご両親は赤ちゃんとの十分な親子関係がまだ築けていないため、非常に迷い悩まれることが想像できます。
だからこそ、医師からの一方的な説明ではなく、ともに考えることを大切にする対話がいかに重要なのかということに気づかされました。

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cloverDVDを視聴したあとは、参加者の皆さんで対話をしていただきました。
対話のテーマは3つです。

oneあなたがもしも親の立場だったら?
あなたが治る見込みが少ない大きな病気をもった赤ちゃんの親だったとき、赤ちゃんの幸せについて考えるとき、どのようにしてあげることが赤ちゃんにとって幸せだと考えますか?
twoあなたがもしも赤ちゃんや親御さんをサポートする立場だったら?
赤ちゃんの幸せについて考えるとき、どのようにしてあげることが赤ちゃんにとって幸せだと考えますか?
医療者の立場として、おじいちゃん・おばあちゃんの立場として、友人として、社会の一員として。
three幸せに生きるとはどういうことなのでしょうか?

まずは4つのテーブルすべてで①のテーマについて対話をしてもらいました。
続いて席を移動し、②と③のテーマについて2つずつのテーブルで対話をしてもらいました。
再度席を移動して、参加者の方には、すべてのテーマについて対話に参加してもらう形となりました。

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なかなか口に出して言えないこともあるかもわかりません。
ただ、対話の場は守られている場であること、ここでは正解を見つけるのではなく、色々な人と対話をすることにより、考え方の多様性、そしてこれまで気づかなかった新たな気づきが得られるということが大切なことということを皆さんにお伝えしました。

対話の時間はあっという間に過ぎていきました。
決して簡単なテーマではないので、対話に参加されたみなさんの一言ひとことは、考えて発せられる言葉、そんな印象でした。
最後に各テーブルのファシリテーターに、テーブルでどのような対話が行われたのか発表してもらいました。対話の内容をご紹介します。

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cherryAグループ(①親の立場なら?→③幸せに生きるとは?)

clip子どもの幸せを推察するが、そこには迷いがある。難しい。医療従事者との関係では親としての気持ちを完全にわかってもらうことは無理だろうというあきらめの気持ちもある。でも、完全にわかってもらえなくても医療者にはわきまえてそばにいて欲しい、それが親としての気持ちでもある。
clip幸せに生きるということをどう考えたらいいのか・・。赤ちゃんは生きてきた歴史が短いから、高齢者と比べると、その人の価値観やその人らしさというものがわかりにくい。でもまったくわからないわけではなく、親にはわかるところがあるはず。子どもと親は一体化しているところもある。親にとっての幸せが子どもにとっても幸せとも考えられる。そうやって考えて納得することもある。
clip大人だって一人では生きてはいけいない。それは子ども一緒。そして幸せというものはとても相対的であり、瞬間的な小さいことから無限大の幸せを感じることができる、と。
clip対話を真摯に重ねていくことが大事だが、現場では対話が現状は少ない。立場が違う、医療者と患者・家族が、説明や同意という一方向ではなく、双方向で対話することが大事。

bananaBグループ(①親の立場なら?→②サポートする立場なら?)

clip赤ちゃんは生まれたときから意志がある。赤ちゃんの出す生きる意志のサインを見抜くことが大切。
clipサポートする立場のとき、家族の悩みに付き合うこと、思いを聴く姿勢が大切。寄り添う気持ちが必要。家族の状況、家族関係、医師との関係、赤ちゃんの状態もそのときそのときで変わってくる。プロセスがある。様々な決定場面がある。そして決定されたことについてサポートする立場にある者は、ご両親をしっかりと支援する姿勢をもつことがとても大切。

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appleCグループ(①親の立場なら?→②サポートする立場なら?)

clip生まれたからには、やはり親としては生きてほしいと思う。短命だから、病気をもっているからかわいそうだというのではなく、いのちを大切にしてほしいという気持ちがある。
clip赤ちゃんとコミュニケーションがとれるわけではないから、赤ちゃんにとっての幸せなのか、親にとっての幸せなのか、その線引きが難しい。
clipサポートする立場からは、自分たちを責めてしまうご両親をしっかりとサポートする体制が大切。
clip赤ちゃんの快・不快がもしも何らかの検査の結果からわかるのであれば、素人はわからないので、医師にそれを説明してもらいたい。そして対話を続けていくことがとても大切だと思う。

riceballDグループ(①親の立場なら?→③幸せに生きるとは?)

clip高齢者にとっては大往生というものがある。高齢者の考えていることを推測するにはそれまでの生きざまを通して様々な判断材料がある。でも、赤ちゃんはそれがわかりにくい。本能的に親はわかるかもしれないけれど、でも判断材料が少ないから難しい。
clip赤ちゃんの幸せは、みんなにとっての幸せにつながるものでもある。
clip生きている、ということそれだけで幸せかもしれないけど、社会的な幸せということを考えると、人間ひとりだけでは幸せについて考えることはできない。ほかの人の幸せが自分の幸せに感じることもある。

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参加者の皆さんの対話の内容を聞かせていただき、改めて難しいテーマだと思いました。
小さな小さな存在だけれども、重みあるいのちの存在を、私たち大人はしっかりと受けてとめ、赤ちゃんにとっての最善はなにか、赤ちゃんは何を望んでいるのか、そして赤ちゃんとそのご家族にとっての幸せはどういうことか?真摯な対話を重ねて考えていくことが大切であるのだと思いました。
そして幸せに生きるということは、一人だけではわからないものである、ということを改めて考えました。

参加者の皆さま、ありがとうございました!


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最後に皆様から寄せられたアンケートをご紹介します。

◎新たな気づきや学んだことはありますか?
clip赤ちゃんを生まれたときから一人の人間として扱うこと。当たり前のことですが、今回話して改めて気づきました。
clip生後間もなくの子を亡くす状況は全くの想定外で非常に重いテーマだったが、そのことに触れられたことは貴重な体験でした。
clipムンテラでもなくインフォームドコンセントでもなく、「対話」の大切さを改めて考えました。
clip単なる事実を伝えるだけでは不十分なときがあること。

◎あなたの活動やお仕事にどんな影響を与えそうですか?
clipSWとして改めて家族と対話することの大切さに気付いた気がします。対話の場づくりをしていきたいです。
clip答えを見つけるより、一緒に考えていくことの重要性を学びました。
clipテーマが重く、答えのないモヤモヤが残った。しかし、だからこそ「生きるとは」を考えていかなければいけないのだと思った。
clip医療現場でも様々な場面で対話ということを意識していきたいと感じた。医療者と患者だけでなく、DrとNsの対話もきっと必要なのだと思います。


(文責:まみ)

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